顔やしぐさからは、好意や興味が伝わるものです。
それらは恋愛においても重要で、視覚から入る情報は9割を超えるといいます。
「自分に自信がもてない」「相手に少しでも良く見られたい」そういう方は、お互いの行動や心理を読み取り、相手の気を引くテクニックを身につけることから始めてみましょう。
まず、目は心の窓と言われる通り、相手の視線を受け止めることが大切です。目を合わせることで、信頼や興味を示し、コミュニケーションが深まります。
また、笑顔は心を開く鍵です。自然な笑顔は相手に安心感を与え、会話がより円滑に進むでしょう。
さらに、姿勢や身振りも重要です。自信を持って胸を張り、リラックスした姿勢を保つことで、自分に自信を持っている印象を与えることができます。
そして、相手の話に興味を持ち、積極的にリスニングすることも大切です。相手の話に共感し、理解を示すことで、関係が深まります。相手の興味や関心事に対して適切な質問をすることで、相手の心を掴むことができます。
このように、顔やしぐさには多くの情報が含まれています。相手の心理を読み取りながら、適切なテクニックを駆使して、良好な関係を築いていきましょう。
第一印象アップ!初対面の相手に好印象を与える方法
すべての人に好かれるのは難しいにしても、仕事や友人関係、婚活パーティー、お見合いなどで第一印象を良くしたいと思っている方は多いのではないでしょうか?
第一印象を上げる方法は色々ありますが、今回ご紹介するのはその中でも特に簡単な方法。
今日から実践できるくらい簡単なのに、とても効果がある方法となります。
ぜひ最後まで聞いてみてくださいね。
好かれやすい人はコミュニケーションを取るのが上手な人
そもそも、相手に好印象を与えやすい傾向がある人は、コミュニケーションを取るのが上手な人です。
一体どういうことなのかというと、コミュニケーションが上手な人は、会話中相手にポジティブな感情を与えることが多いです。
ユーモアあふれる会話やしぐさ、質問力などに長けているので、自然と話していた「楽しい」「面白い」「もっと仲良くなりたい」と思われやすいのです。
逆に「この人とはあまり仲良くなりたくないな…」と思われやすい人の特徴は、ネガティブな感情を相手に与える人です。
悪口や噂話ばかりしていたり、喋り方や仕草に相手を不快にさせる特徴があると、ネガティブな印象に繋がることがあります。
中でも「目」は相手に与える印象を左右する重要なポイント。
口調は自然体なのに目が笑っていない人は、どことなく話していて違和感がありませんか?
目が笑っていない人と会話すると、人は「仲良さげに話しかけてきたけど、この人本当は自分を騙そうとしているんじゃないか?」「本心を隠しているんじゃないか?」という印象になることが多いのです。
ここからご紹介する方法は、この「目」も十分に関わってくる方法です。
「会話力を磨け!」「質問力を身につけるべし!」なんて難しい話ではないので、安心してくださいね。
【笑顔+頷き】で相手にポジティブな感情を与えよう
話し相手になるべくポジティブな感情になってもらい、なおかつネガティブな印象を感じさせないためには、「スマイル・ノッド・カップリング」という方法が効果的です。
これは、「スマイル(笑顔)」と「ノッド(頷き)」を組み合わせた方法のことです。
この方法を実践するだけで、効果的に相手をポジティブな感情にさせ、親近感や好感を与えることができます。
過去に、この「スマイル・ノッド・カップリング」を試した研究によると、30%以上の相手に親近感を与えられることが判明したといいます。これは大きな成果ですよね?
研究は259人の男女を対象に行われたもの。研究チームは、実験に際してまずプロの俳優を雇い、一週間かけて様々な表現をトレーニングしたといいます。
特にしっかりトレーニングしたのは、「本気の笑顔」です。
人は本気で笑うと目が細くなって、目元にシワができますよね?
この笑い方の研究に参加した俳優たちは一週間で習得しました。また、俳優たちは「本気じゃない笑顔」も習得しました。
これは、いわゆる「愛想笑い」「目が笑っていない」ともいわれる笑いで、目にシワができない、目を見開いた状態でする笑い方のこと。
このように「本気の笑顔」と「本気じゃない笑顔」の両方を使いながら、それぞれの笑い方がどのような印象を与えるのかを研究した結果、当然ながら「本気の笑顔」の方が、好感度が高いことがわかりました。
さらに、この研究では笑顔を向けながら、様々なタイミングで頷いたり顔を小刻みに揺らして、どのような顔の動きが相手に好感を与えるのかも調べました。
その結果、「本気の笑顔」+「頷き」を行うと、相手に対して非常に高いポジティブな感情を与えることがわかったのです。
逆に、目が笑っていない愛想笑いはネガティブな印象を与えやすいことがわかりました。
愛想笑いは相手に見抜かれやすく、ポジティブな感情は起きません。
むしろ「この人本当はつまらないって思っているんだな」と思われる可能性が高いといえるでしょう。
【笑顔+頷き】が相手に好印象を与える理由
「笑顔+頷き」が相手に好印象を与える理由は、「私はあなたに興味があるよ」ということをストレートに伝えることができるからです。
このような態度で接すると、相手は「この人は自分の話に関心を持ってくれている」「だから自分にとって重要な人物だ」と感じ、親近感がアップ。第一印象でも好感を与えることができるのです。
本気の笑顔は、様々なボディランゲージと合わせることでその効果をより高めることができますが、中でも「頷き」は非常に効果的な方法。
特に相手と目が合った時に頷くようにすると、親近感を持たれやすいです。
「この人と仲良くなりたい」「自分の第一印象を良くしたい」このように思うなら、その人と目が合った時は特に笑顔と頷きを意識するようにしてみてくださいね。
「元々笑うのがちょっと苦手…」「普段あまり笑わないから恥ずかしい」こんな方は、好感を与える笑顔を少し練習するだけで大分違います。
特に「あまり笑うことがない」という方は、表情筋が硬くなっている可能性も。
1日5分、次のような方法でまずは表情筋を鍛えつつ、笑顔の練習をしていきましょう。
「あ・い・う・え・お」「ウ・イ・ス・キー」
こちらの言葉を大きく口を上げながら発音(発音しなくてもOK)すると、表情筋が鍛えられて笑顔が作りやすくなります。
ただし、このトレーニングだけだと愛想笑いになってしまう恐れも。
そこでおすすめなのが、お笑い番組などの笑えるテレビ番組やYouTubeを観たり、漫画を読むなど、心の底から笑える習慣を取り入れること。
本気で笑う頻度が増えれば、笑顔になりたいタイミングで自然に笑えるようになります。
笑顔が苦手だという方は、ぜひこちらの方法を実践してみてくださいね。
【笑顔+頷き】をする時の注意点2つ
本気の笑顔と頷きは、効果的に相手に好印象を与えることができますが、注意点もあります。
実践する前に、こちらも押さえておいてくださいね!
1 愛想笑いは逆効果
まず1つ目は、前項でも少し解説しましたが愛想笑いは逆効果になるということです。
とはいえ、会話をしている最中は、相手の話があまり面白くなく、「本気で笑えない…」ということもあります。
そのような時は、自分の中で「笑うスイッチ」を作っておくのがおすすめ。
自分の中で面白い想像をしながら、本気の笑いに繋がるよう工夫していきましょう。
愛想笑いは相手にすぐバレますし、「笑っているけど、本当は興味ないんだな…」と思われる可能性大なので要注意。相手に与える印象を良くしたい方は、愛想笑いだけはしないように十分注意しましょう。
2 早く頷かない
本気の笑顔と頷きは相乗効果で相手に好感を与えることができますが、実は頷くスピードが早いと、逆に相手に神経質な印象を与えることが分かっています。
そのため、頷く時は深く、ゆっくりするのがコツ。
こうすることで相手に与える印象が格段に良くなりますよ!ぜひ試してみてくださいね。
いかがでしたか?
相手から信頼されたり、好かれたりするには第一印象がまず大事!
ご紹介した本気の笑顔と頷きは、効果的に好印象に繋げることができる簡単な方法なので、ぜひ取り入れてみてください。
また、この方法は、第一印象アップに限らず、相手の心の内側に入るためのテクニックにもなります。
このようなテクニックを身につければ、一気に「世渡り上手」になれますし、目標達成に向けて味方を増やすことも可能となります。
覚えておいて損はないテクニックなので、ぜひこの機会に意識してみてくださいね。
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