前回の結婚の歴史〜お見合い編part3〜で、結婚相談所というサービスはドイツのアルトマンシステム社の作ったアルトマンシステムが他国でも有効なのかを調べるために日本に進出してきたことから始まった、と書きました。
ところで、なぜ進出先の一つとして日本が選ばれたのでしょうか?ドイツ以外の国であればどこでもよかったはずですよね💭
ドイツで結婚の必要性が主張されるようになったのは第二次世界大戦でボロボロになった国を立て直し、高度経済成長を遂げた頃。日本も同じように戦後復興し高度経済成長を遂げた国。境遇が似ていたのです。また、日本国民は実直さ、勤勉さを持っており、気質的にもゲルマン人と似ていました。
このような理由から日本が選ばれたのです。
しかし、結婚はその社会の気候や風土に影響されるものであるため、日本の気候や風土に合わせるため2年近くかけてシステムを改善してから日本に進出したそうです。
ここにもゲルマン人の実直さや勤勉さが現れていますよね😊