結婚の歴史〜明治時代編part2〜
前回の結婚の歴史〜明治時代編〜では明治民法から見る明治の結婚の特徴をお話しました。
その中で、明治民法で「家父長制度」「家制度」が取り入れられたと書きました。この制度によって、主に妻の経済的自立と自由が奪われ、夫は外で仕事を、妻は家事と育児を、という夫婦役割分担制が「あるべき夫婦の姿」として確立していきました。
この風潮は現代にも残っていますよね。
この風潮により、女性にとって結婚は生きるための就職のような存在となり、結婚をしないという選択肢は基本的になくなりました。「永久就職」と言う言葉があることからも女性にとって結婚は就職と同じような存在だということが感じられますよね。