前回の、結婚の歴史〜江戸時代編part2〜では離婚についてお話しました。
この記事で江戸時代は妻と夫の財産は別のものと考えられており、離婚の際には原因を作ったほうが支払う慰謝料も伴うと書きました。 実は、江戸時代にその制度を利用した職業があったのです😳
江戸時代、武家や商家の結婚となると嫁入りには持参金や田畑の財産を伴うのが普通でしたが、離婚時には妻に返済しなければならないので、結婚も離婚も持参金次第でした。しかし、嫁が原因を作った離婚の場合は持参金返済の義務はなかったのです。そこで何かと難癖をつけて離婚を繰り返し、持参金で一儲けする輩までいたそう。もちろんそのよう儲け方をしている人はできるだけいい条件で、つまりできるだけ持参金や田畑の財産を持つ人と結婚したいと思いますよね?そんな彼らを手伝う役目として仲人が存在したのです。
江戸時代には既に仲人として男女をくっつけ結婚へと導くお仕事があったなんて驚きですよね!