結婚の歴史〜江戸時代編〜

江戸時代というと何をイメージするでしょうか?現代とは違って、生活が苦しく、厳しい、戦前に近いイメージがあるかと思います。しかし、実際の江戸時代は現代に近いところが多いのです。結婚も現代に近いポイントの一つ。

江戸時代の結婚は、個人の結びつきではなく、家と家のものであり、恋愛など個人の感情が入る余地はなく、現実的(経済的)なものでした。

農村では女性は貴重な労働力と子供を生み出す性として期待されていた為、結婚後に”体が弱くて子供が産めない”では済まされません。そのため、まず事実婚状態になり、そこで嫁として問題はないということを試し、問題ないと判断された場合にのみ、嫁入りするという順序でした。このような順序であった為、婚前交渉などあって当たり前でした。

いかがでしたか?江戸時代と聞くと戦前のように結婚するまで顔も知らない、もちろん婚前交渉もないというイメージが覆され、面白い点が多かったのではないでしょうか。

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