結婚の歴史〜結婚相談所編part6〜

前回の、結婚の歴史〜結婚相談所編part5〜では昭和時代の結婚相談所の歴史について触れました。その中で、当時の結婚相談所は一般的な結婚仲介だけでなく、結婚資金が足りない者には厚生省の国内優生連盟に結婚資金の借入れの斡旋をしたり、傷痍軍人など普通では結婚するのが困難になる人々との結婚の斡旋が専門の相談所があるなど、国をあげて国民の結婚を支援していた、というお話をしました。

このような、言ってしまえば無理やりに近い結婚の強制の背景にあるのは「産めよ増やせよ」政策です。

戦時中、「産児報国」「結婚報国」をスローガンに、総力戦に必要な人的資源を確保するための人口政策が始まりました。

そんな頃、適齢期の男女をとにかく結婚させて子供を増やすことが人口政策の基本となりました。結婚の斡旋や紹介は単なる個人の商売や趣味ではなく、官民挙げての国策協力事業となったのです。

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